いい子
「く、ぅ…うっ…!あ、はあぁあ……」
手の中で弟の高ぶりが震える。
そろそろ限界のようだ。
もっと楽しませてやりたかったのに。
……仕方がないな。
弟を見上げ、にこりと微笑む。
「にいさ、ん……?」
うるんだ瞳が不安げに揺れる。
見つめあったまま、愛らしい先端に唇を近づける。
「待っ…まって!…いま、それは……」
ちゅっと音を立ててキスを落とし、口に含む。
「ひゃああああっっ!」
途端に口内で弟の精が爆ぜる。
「あ…あぁああ…………」
注ぎ込まれる熱い飛沫をごくりと飲み干す。
「う、あうぅ…ごめ…と、とまらな…あ、…あぁあ……」
ひくつく鈴口に口づけ、最後の一滴まで吸い上げる。
「いっぱい出たね」
── いい子だ。
よしよしと、子供をあやすように髪を撫でてやる。
「う、うぅ…にい、さ…おれ…」
「あぁ、まだ残っていたな…」
竿に零れ落ちた雫を舌先で丁寧に舐め取る。
「あんっ…ン、ンん……!」
「ほら、きれいになった」
涙を浮かべる黒い瞳を、笑顔で見つめる。
「あ、あうぅ……」
恥ずかしそうに俯く姿に嗜虐心が煽られる。
くたりと萎れたそれを、もう一度口に含む。
「あ!だめ、だめぇ…も、……あッ…あぁあ ─── !」
甘い泣き声も、柔らかな感触も、その熱さも。
何もかもが可愛くてたまらない。
舌先で弄び、吸い上げ、締め付けて。
愛しい弟の嬌声を存分に楽しんだ。
2026.2